FF初心者がFF15をクリアしての感想
FINAL FANTASY XVをクリアして2週間程。FFロスが凄いのにDLCやるテンションでも無くて写真撮ったりクエストしたり老後を満喫しています。
普段ジャニーズの事しか書かないブログですが、未だに熱が冷めない為今回は趣向を変えて？FFの感想記事を書いていきます。
細かくカテゴリー分けをして今後2次元の記事も増やしていこうかなーと思ったりしてますのでカテゴリーに飛んで頂ければ不要な記事は見ずに済むかと思います。
途中の萌えとか戯言は飛ばしても構わないのでXVの感想漁ってる人とかは最後の方読んでくれると嬉しいよ
※めｔｔｔｔｔっちゃネタバレします
2016年11月29日に発売されたFINAL FANTASY XV
スクリーンショットがSNSに上げられることもあり発売からTLで見る機会はあったのですがDSとWii、どう森とマリオ系しかやったことのない自分にとってFFなんて雲の上の限られたゲーマーしかプレイすることの出来ないゲームなわけですよ(個人の見解です)
昔からあるシリーズ物って所謂固定ファンが支えてる印象なので新規で飛び込む勇気も資金もなかなか無い。まして私はRPGと呼ばれるゲームをした事も無い。
FINAL FANTASY XVはそんな私にとって初めてプレイしたFFであり、RPGでした。
FF XVが初めてなんて可哀想と思う方もいらっしゃると思いますが、ゲーマーでもない腐った女オタの視点から言えば最高のゲームでしたね！！
まずキャラクターがカッコいい！
ド正直に言うとXVが気になった理由は「プロンプトが上田〇也くんに似ていてCVが柿原さんだから」の一択。(ここでFFオタに刺される)
後々知ったのですがお洋服も「Roen」の物だそうでね、そりゃバンギャの私が可愛いと思う訳ですよ。納得。
映画とアニメですが、私はアニメから入ったのでアニメを見てなかったらゲームをプレイしていなかったかもしれませんし、アニメはゲームより過去の出来事が中心に描かれているのでキャラクターの関係性や性格を掴んでからプレイ出来るのってめちゃ良くないですか！？
旅立つ前から父(グラディオ)母(イグニス)息子(ノクト)娘(プロンプト)の4人家族って脳内設定ができてましたね。XV全体に言える事だけど全般的にユルいよね！
イグニスはノクトに甘すぎだしプロンプトとノクトの学生時代はさぁ！！！！！！！狙ってんのか萌えるしかないでしょあんなの！！「初めてじゃねーだろ」は今年度ナンバーワンスパダリ台詞(詳しくはアニメを見てください)
本題のゲーム自体の内容ですがストーリーとか簡単に進めたいと思っていたのでEASYモードが用意されているのはありがたい！！こういう初心者的配慮ってあるんですね？(無知)
システムはオープンワールドじゃないゲームを知らないのでこちらは割愛。色々歩けるの楽しいよね！！
操作も指示が出るし基本的に「！」マークを目指しながら移動すればいいので楽。
もっと難しい物だと身構えてたから意外でしたね～。
ゲーム買う前に大体のネタバレや感想ブログは読み漁っていたのでストーリーは致し方ないと思いながら始め、まず最初は映像の綺麗さとフルボイスに感動。
FFをやってる！って感じを実感しながらドキドキの戦闘。
戦うゲームに慣れてない為終始悲鳴を上げつつノクトと強くなる日々でした。
余談ですがハンマーヘッドの時点で3日(現実時間)ほど散歩してたんですけど奥の方の穴みたいな所に落ちてしまいレベルに見合わないモンスターと戦闘になったのが一番地獄でした。操作方法わからないから穴から出られないしEASYだから死ねないし。
3章に入るとチョコボに乗れるようになるので3章まではウキウキしかなかったですね！
乗れると移動も早いからちょっと遠くまで釣りに行ったり！
ただここで少し疑問が「これってFFだよね…？」ちょっと自分のイメージのFFからかなり平和で？拍子抜け。私は散歩と釣りが楽しいからいいけど好みが分かれる意味がわかった。
主人公の「腹減った―」とか「だりぃなー」ってボイスも例えば秘宝を求めて仲間と旅をする(西遊記的なやつ)ならわかるけど、序盤で父を殺され国を取り戻すぞ！って一国の王子の発言としては頂けないかと…。いいんだけどね？可愛いしね？でも大きなお友達の為に黙って？？と思った。
あとは時々あるノクトとプロンプトの絡み？いや、なんかこっちが気にし過ぎの過剰反応だったら申し訳ないんですけど付き合ってるの？？？？？？
「美味しい！美味しいよ！ありがとう！！！！」って気持ちと
「いやいやいやいや！！！！FFって男性ユーザー多いんじゃないの！？いいの！？そもそもキャスティングが乙女ゲーですけど(小声)そこらへんどうなの！？ターゲットを女性に絞ってるのかい？？」って気持ちの葛藤。
男性がどのくらいのラインで男性同士の友情を気持ち悪いと思うのかわからないから、隣に男性を置いて気持ちを実況して欲しかったですね…。気になる人は気になるレベルに思う…。
4章に入ると神話が深く関わってきましてね！神話好きとしてはめっっっちゃテンション上がった！！六神の啓示とファントムソード集めがメインに進んでいくんですけど、これもちょっとファントムソード13本全てメインストーリーで集めたい感はあった。
クリアしてからファントムソードなんて使わないし(ハードブレイカー一択)
それくらい詰め込めたと思うんだよな～。全部集めてからのラスボス戦だともっと楽しかったかも。
4章からは9章まであまり呑気に遊べないのでなるべくサクサク進めてました。
戦闘が多いので散歩したい勢としてはキツかったんですけど「いやいや、これがRPGっしょ。」となんの根拠もない確信を言い聞かせながらプレイ。
そこからの9章は天国！！！！
とにかく街並みが綺麗！！！！水路を船で移動出来たり何処を歩いてもプロンプトが絵になる！！！！(そして始まる撮影会)
9章が終わると不穏になっていくのを知っていたので出来る限りオルティシエを満喫。
少し話は戻りますが8章最後のシドとの会話。14章最後のキャンプを考えながら聞いたら涙が出た。あぁ～どうしてこの人達は報われないんだろう。とか、お父さんと仲間の事を思うと辛いけど、仲間としてとても大切な話だと思うので真剣に聞いて欲しい。
タルコットとイリスの台詞がもう胸に突き刺さる…ごめんね帰ってこれなくて(イリスとか10年後出てこないしな)
そして10章な！！！！正直ここからはちょっと私もしんどすぎたぞ！！！！
予習済みでこのしんどさならリアルタイムでやってた人達ブチ切れ案件では？？
まずグラディオお願いだから黙ろうか！！！！！！！
こっちだって目的である婚約者殺されてんだよ！！！王子一人気遣えない従者がどこに居るんだよ！！！友達としての発言だったとしても許しがたい！！！
ストレスでプロンプトの胃に穴が空く！！！！！！
カルタナティカ駅は鉄骨の感じとか夕日が好きでしたね～～(ここでも撮影会した)
モルボル討伐後のイグニスの会話はね…涙腺が崩壊した。
ずっとノクトの傍に仕えて、その為に育ってきて、誰よりもノクトに寄り添ってくれる人の口から「諦める」って言葉が出るなんて思わなかった。その言葉を口に出すのにイグニスの中でどれ程の葛藤があったのか考えるともう…BBA号泣。あと宮野さんの演技ね。宮野さん好きすぎて余計感情移入してしまう。
よくわからないまま失明してギスギスした空気が嫌だったけど単純だからイイ話ダナー。と感動してしまった。全然イイ話なんかじゃない。
この時のちょっと強気なプロンプト可愛かった！！！
11章は予習してなかったせいで「ん？アーデンどうした？プロンプト何言ってるの…？天然？」って引っかかるとこあったけどスルーしてたらロード画面で説明出て笑ったww
ここまでくると13章まであっという間！
さぁ～～！プロンプト助けるぞ☆って思ってたらなんなのこのダンジョンの量は…正直ダンジョン苦手なので辛すぎた！！
この章終わったら10年経ってしまい残るはラスボスだけなので個人的には早めにプロンプトを救出して最後に仲間たちと飽きるほど戦闘したかったかな！
それでもプロンプト救出の際のムービーを見るために必死にやったけどね…
椅子にうな垂れてるのと磔にされてるのエッチすぎでしょ…傷だらけなのが余計エロいし…君とは性癖が合うようだ。
プロンプトが自分の出身の事を後ろめたく思っていて、それでもノクトとは友達で居たいと思ってるから、自分を必要として欲しい、認めて欲しい、みたいな自信の無い言動やノクトへまるで存在を確認するような問いかけに繋がっているならなんて可哀想で可愛い子なんだろうね…。
そりゃ王子の隣に居ても恥ずかしくない友達になる為にダイエットから始めたんだもんプロンプトのノクトへの執着って並大抵のものではないよね。
一通り萌えた後はムービーを見ると次に目を覚ました時には10年後！
10年必要だったか…？と思ったけどそれだけノクトが力を溜めて真の王になってくれたという事でしょう。そんな事よりその容姿で10年前の服きっついから早く着替えてとしか思えなかった。
衣装チェンジしたら残るはラスボスのみ！！
イフリート戦の途中のノクトを守るムービーが10年経っても何も変わらない仲間って感じがして良かった。
あとイフリート倒す時のムービーも綺麗すぎてそれだけでテンションだだ上がり。
イフリートは思ったより強くないのでね！余裕！
その後は仲間たちと協力しあいラスボスを倒し、泣きながら肩を支え合う4人の後ろには朝日が━━━━━━━━━━━━━━
…昇らないですね。死ぬだけです。
ここは死亡エンド好きとしてもハピエンが良かった！！！
仲間と共に戦わなくてもせめて一緒に朝日を見たかった！！！
エンディングに納得してないわけじゃないですけど理想を言えば…ね。
「陛下」と呼ばれた時、一人前になれたんだな、この仲間と共に新しい国を作っていくノクトが見たいなって思っちゃったんですよね。
私がそんなことを思ってる時ノクトは死ぬ覚悟をしてアーデンに挑んでいたんだから申し訳なくなってしまった。
13、零式、15とクリスタルと神話の世界の話で15が主人公死亡エンドというのは一貫して見るとこの世界観への終止符のようでいいとも思うけど、タイトルの変更や年月を考えれば15は独立した世界観であり、他のシリーズと繋がってる訳でもないのだから「XVとしてのエンド」でも良かったんじゃないかと思うのはプレイヤーのエゴなのでしょうか…。
最後にプロンプトから一枚写真を貰う時、写真一枚一枚に思い出が詰まっているようで懐かしかったし、ノクトを行かせたくなかった。
もう戻らない時を思うことはこんなにも辛いのだと初めて知った。
できればこのまま4人でずっと旅を続けていたいし国を再建できたらどんなに良かっただろう。
そんな私を余所にノクトは刺されて死んでしまう～～～～～。
最後にハピエン風にルーナと会えたしノクトやっぱイケメンだけど立ち尽くしてしまうわ…。ネタバレせずやってた人PS4壊さなかった？大丈夫？
プレイヤー若干置き去りのまま「STAND BY ME」が流れエンドロールとなります！力技だ！
STAND BY ME地雷です。って人見かけるから「えっ、なんで？ただの曲でしょ？」とか思ってたら自分も地雷になりましたね～～～。
先日某ドラマで流れてて冷や汗が止まらなかった。私はあの曲をまだもう一度聴けない。
まず歌詞がXVすぎてAメロで涙腺が崩壊。今までプロンプトが撮ってくれた写真を見ながらだから余計に感傷に浸ってしまう…虚無感が凄い。
同時にもう一度昇る朝日を見ると「ノクトの死は決して無駄なんかじゃない」という悔しさも込み上げてきて感情が忙しい～～！！とにかく意味もわからず泣く。ただただ泣く事しか私には出来ない。
追い打ちをかけるようにゲーム冒頭での4人の会話が流れた瞬間人生最大の虚無に襲われたと同時に「ここから始まったんだよな…もう一度4人で旅がしたいな…」という気持ちにさせられますね。何故だろう。
クリアしてから2週間、まだ心にぽっかりと穴が空いていてもう一周する事もDLCも手に着かず、ブログをにしました。
草原を走り回り写真撮ってるだけでこんなにも楽しいゲームは他にない。
私も色々書いてしまったし、ネットでの酷評、ネガキャンは目に余る部分があるように思いますがFINAL FANTASY XVは良い意味で私に大きな爪痕を残し、FFシリーズに触れるきっかけをくれたと思っています。
そりゃ今までのファンからしたら「なんだこれは！？」と思うかもしれませんが
今回のキャッチコピーである「はじめてFINAL FANTASYをプレイする方と全てのファンの為に」の前半部分は達成出来ていると思います。
この文章を最初に見た時受け入れられてるような気がして嬉しかったです。
30年続くシリーズであればプレイヤーの年齢が上がり、ユーザーが減るのは避けられない。
そこで新規獲得の為にXVを出す。
この考えは賞賛できます。意外とやってくれない所多いんだよね。ファンからしたらコンテンツが下火になるのは一番辛いし心配。
ただ今回は間違って既存ユーザーの反感を買ってしまったのも事実…。
ここまで書いて私が言いたい事は、折角こうして公式が新規獲得しようとしてるんだし叩きはやめないか…？って事だけです。
シナリオがガバガバなのもわかる！なんかわかんないけど不満を言いたいのもわかる！
でももしFFを好きになったきっかけのシリーズがある、それからシリーズのファンをやっていてXV叩きをしてる人が居るなら考えて欲しい。
私達にとっても同じでXVはシリーズを好きになるきっかけとなった大事な作品だって事も。
タイトルファン、アンチは黙らないだろうから叩きも酷評も終わる事は無いでしょうけど、ちょっとだけね、言われようが酷過ぎて胸が痛い。
みんなそれぞれ好みがあるし、私だってXVしかプレイしてないし元々好きだったⅦのACCしか見てなくていつ出るかわからないリメイク待ちだし、XVもキャラ愛の方が勝ってるから今後シリーズが出ても好きになれる自信なんてこれっぽっちもなくて、もしかしたら一生XVの固定タイトルファンをやるのかもしれないけど、誰かが好きな作品をリンチするのは良くないと思うんだよね…それこそコンテンツの縮小に繋がってしまう訳で。
だからFINAL FANTASYシリーズなんて撲滅して過去の産物になってしまえ！って思ってる人以外は叩かないで欲しいかなーーー。なんて思ったりしてます。
拙い文章でFFの事もRPGゲームの事も何一つわからないのに長文を書いてしまい申し訳ないな。と思ってる現在。
もしこのブログを最後まで読んでくださった方が居たとして、最後の文に少しでも共感して頂けたらいいなと思っております。
